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新静岡

新たな交流やビジネスが生まれる拠点「=ODEN」の開発

新たな交流やビジネスが生まれる拠点「=ODEN」の開発

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静岡鉄道の始発駅である新静岡駅から徒歩3分。落ち着いた街並みの鷹匠の街角に立つビルの1〜2階を改装し、新たな交流やビジネスが生まれる地域のビジネスの拠点として、コワーキングスペース/シェアオフィスを開設しました。

施設名称は「=ODEN(イコールおでん)」。
いろんな具材の出汁が継ぎ足され、真っ黒な汁が名物の「静岡おでん」をアナロジーに、「一人ひとりがまったく異なる個性豊かな人材があつまって、お互いの良い出汁を吸収し合い、煮込み合うことで、静岡の新たな名物となるODEN(ビジネス)をつくる。」というコンセプトとしています。ここで働く人たちの個性を、自分たちの手で継ぎ足していきながら空間をアップデートしていくオフィス、そして地域からも愛される拠点として成長していきたい、そんな静岡鉄道の熱い思いが込められています。

ふらっと立ち寄って仕事の話や地域の相談ができる、まるでおでん屋台のような交流の場となるよう、働く人たちが自由に使えるキッチンカウンターを1階の角地に向けて配置。ここでは、沿線地域のエリア活性化を目的として静岡鉄道の運営スタッフが常駐しており、利用者同士のマッチングやコミュニケーションのハブとしての役割を果たしています。

段差で緩やかに仕切られているコワーキングスペースは、働く場所を自分たちで作ろうというアイデアから、静岡鉄道社員が自分たちで組み立て・塗装をしたDIY家具が並び、ミーティングはもちろん、イベント利用もできるような可変的な空間になっています。ディスプレイする本によってフロントの印象が変わる受付カウンターや、植物・サイン・展示作品などをひっかけられるパイプは、この場所に集まる人の個性を引き出す仕掛けとしてちりばめています。

2階にはフリーランスや地元企業のサテライトオフィス利用を想定したブース席、モードを切り替えて集中したい時に使用できるミーティングルームを設置。

そして、1〜2階には静岡鉄道で実際に使用していた車両の取っ手や運転台の椅子、座席シートを再利用し、静岡鉄道のアイデンティティとして、オフィスを彩っています。

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